AGEOブランドの中でも特に注目を集める、生酛(きもと)仕込みの純米大吟醸 無濾過生原酒。「生酛45」という商品名が示すように、精米歩合45%の純米大吟醸に伝統的な生酛造りを組み合わせるという、技術的に高い難度の1本だ。
生酛仕込みは、蔵に棲む乳酸菌を活用して自然に乳酸発酵させる江戸時代からの伝統製法。現代の速醸系酛に比べて時間と手間がかかる分、複雑な旨みと落ち着いた酸が生まれる。AGEOの使用米である埼玉県産「彩のかがやき」を精米歩合45%まで磨いた上で生酛仕込みにすることで、フルーティーな吟醸香と生酛由来の骨格のある旨みが融合したほかに類を見ない風味が生まれる。
無濾過生原酒のため、冷蔵保管必須。冷やして飲むと吟醸香と生酛の複雑さが一体感をもって現れ、常温に少し近づけると旨みが膨らむ。食中酒として肉料理にも負けない飲み応えがあり、やや油脂の多い料理との相性もよい。生産本数が限られており、蔵元直販または一部専門店でのみ入手可能。
アルコール度数は16度(原酒のため加水なし)で、通常のAGEO純米大吟醸と同じ米・同じ精米歩合を使いながら、生酛仕込みによって酒質をまったく異なる方向に持っていくという実験的な姿勢は、北西酒造の挑戦精神を体現している。日本酒好きがAGEOを飲み比べる際には、この生酛版との比較が必ずセットになる人気商品だ。
北西酒造の醸造技術の高さを証明する、AGEO史上最も複雑な1本だ。
酒
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