余市

1934年、スコットランドでウイスキー製造を学んだ竹鶴政孝が北海道余市町に創業したニッカウヰスキーの原点にして本拠地。竹鶴が目指したのはスコットランド・ハイランドと気候が近い寒冷な土地での本格スコッチ型ウイスキーで、1940年に初の製品を世に出した。石炭直火蒸留は現在世界で唯一この蒸溜所のみが継続している伝統製法で、力強くリッチな酒質を生み出す。ピートを焚いて麦芽を乾燥させポットスチルで二回蒸留するプロセスはスコッチの伝統に忠実で、重厚・スモーキーなキャラクターで知られる。

2004年に北海道遺産に選定、2005年に蒸溜所建造物9棟が国登録有形文化財に指定。2008年に「シングルモルト余市1987」がWWAシングルモルト部門で世界最高賞を受賞。ニッカの創業精神を体現した聖地として国内外のウイスキー愛好家から崇敬を集める。

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