ザ・プレミアム・モルツ

サントリー株式会社が2003年に現名称で発売したプレミアムビールブランド。起源は1989年に武蔵野ビール工場で醸造家・山本隆三が開発した樽生限定の「モルツ スーパープレミアム」にさかのぼる。「磨きダイヤモンド麦芽」をダブルデコクション製法(二度煮出し)で仕込み、欧州産アロマホップを複数回に分けて投入する「アロマリッチホッピング製法」と天然水醸造を組み合わせた。モルトの深いコクとホップの華やかな香りの両立がブランドの核で、アルコール度数5.5%とやや高め。香るプレミアム・マスターズドリームなど派生品も展開。

2005年にモンドセレクション「ビール部門グループI」で国産ビール初の最高金賞を受賞。以後3年連続同賞を獲得し、これを契機に販売が急回復。2008年にはヱビスビールを抜いて国内プレミアムビール市場でNo.1ブランドに成長した。同時に、サントリーが1963年のビール事業参入以来初となるビール部門単年度黒字を達成する原動力となり、「モンドセレクション受賞がV字回復を生んだ」として経営・マーケティング事例として広く紹介されている。現在は世界市場でも展開するサントリーのグローバルビールブランドのひとつ。

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