キリンビール株式会社が1990年3月に発売した麦芽100%生ビール。麦汁ろ過の最初に流れる「一番搾り麦汁」のみを使用し、渋みの原因となるタンニンが少ないクリーンな味わいを実現する「一番搾り製法」は世界でもキリン独自の技術。2009年に副原料を廃止して麦芽100%に移行し、通常の1.5倍の麦芽を使用する贅沢な仕様となった。47都道府県それぞれの素材・水・酵母を使った「47都道府県の一番搾り」や「一番搾りプレミアム」など派生展開も多彩。2020年に日本ネーミング大賞を受賞。
「一番搾り」というネーミング自体が2020年日本ネーミング大賞を受賞するなど、ブランド名としての完成度が評価されている。発売から30年以上にわたりキリンビールの基幹ブランドとして国内市場上位を維持し続け、「ビール離れ」が進む時代においても根強い支持を獲得している。麦芽100%という原料の潔さと製法の独自性が支持層に深く浸透しており、業界関係者からも「技術で差別化したロングセラーの手本」として高く評価されている。