キルオーウェン蒸留所は元建築家のブレンダン・カーティが2017年に北アイルランド・ダウン州モーン山脈の麓に創設したアイルランド最小規模のクラフト蒸留所で、2019年から自社蒸留を開始しました。手作りの銅製ポットスチル「Christoir」(1000L)と「Broc」(800L)を用い、直火焚き+ワームタブコンデンサーという19世紀式の伝統的な製法にこだわっています。アイルランド国内でワームタブコンデンサーのみを使用する唯一の蒸留所を自称し、シングルポットスティル、ポイチーン、ジン、ラムなど幅広いスピリッツを少量生産で展開しています。
Whisky MagazineのIcons of Whisky Ireland 2024でブランドアンバサダー・オブ・ザ・イヤーとプロダクションチーム・オブ・ザ・イヤーを同時受賞、さらに2025年にはIcons of Whisky AwardsでCraft Producer of the Year(グローバル部門)を獲得しました。Whiskybaseでは11年熟成表現が89.50点、5年熟成が87.17点と高評価を受けており、批評家からは「スプリングバンクのアイルランド版になりうる」と期待の声も上がっています。