十四代(じゅうよんだい)は、山形県村山市の高木酒造株式会社が1615年(元和元年)創業以来400年以上の歴史を紡ぐ蔵元の現代看板ブランド。15代目蔵元杜氏・高木顕統が1990年代に「芳醇旨口」という新概念を提唱し、従来の淡麗辛口一辺倒だった日本酒市場に革命をもたらした。山田錦・愛山・龍の落とし子・酒未来など複数の個性的な酒米を使い分け、原料米ごとに異なる味わいの純米大吟醸を展開する。
仕込み水は「桜清水」と呼ばれる自然湧水を使用。公式ウェブサイトを持たず、見学・試飲・直接販売は一切行わない完全非公開路線を貫く。市場に出回る量が極めて少なく、入手困難な希少銘柄として「幻の日本酒」の筆頭に挙げられる。
日本酒業界において「現代版プレミアム日本酒」の先駆けとして圧倒的な評価を受けており、2000年代以降の日本酒ブームをリードしたブランドとして日本酒史に刻まれる。Wine Advocate誌などの国際的な酒類評論でも取り上げられ、希少価値と品質の高さから二次流通市場での定価10倍超えも珍しくない。日本酒専門誌「dancyu」等の日本酒特集では常にランキング上位を占め、「最も入手困難な日本酒」として国内外の日本酒コレクターから垂涎の的となっている。