インドの青鬼

ヤッホーブルーイング株式会社が2013年に通年定番化したインディア・ペールエール(IPA)。2007〜2012年の期間限定販売を経て定番に昇格した。ブランド名は「India Pale Ale」の頭文字「インド」と、ホップの青々とした存在感と飲む者を虜にする「鬼」のような個性を組み合わせた命名。アルコール度数7%は同社よなよなエール(5.5%)を大きく上回り、グレープフルーツを思わせる華やかなホップアロマと強烈な苦味が特徴。IPA未経験層にとって衝撃的な最初の一本として、日本のクラフトビール市場にIPAスタイルを広めた先駆的存在。

日本のクラフトビール市場においてIPAスタイルの大衆的認知度を高めた功績が業界内で高く評価されており、「IPAを日本に定着させた銘柄」として語られることが多い。RateBeerやUntappdなど海外クラフトビールプラットフォームでも日本のIPAとして高評価を獲得し、国際的なクラフトビール愛好家からも注目されている。「一度飲んだら忘れられない強烈な個性」が口コミで広がり、ニッチだったIPAカテゴリーを日本市場に根付かせた代表作として、クラフトビール業界の転換点を象徴する一本として位置づけられている。

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