「響」は1989年、サントリー創業90周年を記念して誕生したプレミアムブレンデッドウイスキーブランドである。名称には「人と自然と響きあう」というサントリーの企業理念が込められており、山崎蒸溜所・白州蒸溜所のモルト原酒と知多蒸溜所のグレーン原酒を組み合わせることで、日本の自然と職人の技が生み出す独自の調和を表現している。ブレンドの技術は初代マスターブレンダー鳥井信治郎から代々受け継がれており、「響12年」「響17年」「響21年」「響30年」といった年数表示品に加え、「響 JAPANESE HARMONY」「響 BLENDER'S CHOICE」を展開する。ボトルは日本の二十四節気を象徴する24面カットガラスデザインを採用し、工芸品としての美しさでも高く評価されている。
ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)において過去5回「ワールドベスト・ブレンデッドウイスキー」を受賞(2007・2008年は「響30年」、2010・2011・2013年は「響21年」)。2017年にはISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)全エントリー品の頂点「シュプリーム チャンピオン スピリット」を「響21年」が獲得した。
日本を代表するブレンデッドウイスキーブランドとして世界市場での評価は不動のものとなっており、特に「響21年」は世界の権威あるコンペティションで繰り返し最高賞を受賞し続けている。国内外のウイスキー愛好家から「日本の美意識を体現した銘柄」として称えられ、原酒不足による供給制限が続く現在も高いプレミア価格で取引されている。