コノート蒸留所は2015年、アイルランド・マヨ県バリナのダフィーズ・ベーカリー跡地に開設された。アイルランド系アメリカ人のデイヴィッド・ステープルトンが一族と友人らとともに2012年に設立し、マヨ県では150年ぶりの蒸留所となった。リバー・モイが河口へと広がる景勝地に位置し、仕込み・発酵・蒸留・熟成・瓶詰めをすべて自社完結。カスタム銅製ポットスチル3基を使用し、100%アイリッシュ・モルテッドバーレーを小ロットで処理する。最大7日間の長期発酵によるフルーティーなボディが特徴で、代表銘柄「Spirit of the Atlantic」はコノート地方の大西洋の風土を体現するシングルモルトとして高い評価を得た。2024年にフランス系ファミリー企業テロワール・ディスティラーズが買収し、2025年にブランドを「バリナ」へ刷新。
コノート シングルモルト Batch 1 はサンフランシスコ・ワールドスピリッツ・コンペティションでダブルゴールドを、ニューヨーク・スピリッツ・コンペティションでは95点の高評価を獲得。「Spirit of the Atlantic」カスクストレングスはアイリッシュ・ウイスキー・マスターズ2023でゴールドを受賞し、アイリッシュ・ウイスキー・オブ・ザ・イヤーにも輝いた。業界内では「新世代アイリッシュの成功事例」として注目を集めた。