埼玉県川越市の株式会社協同商事(COEDOブルワリー)が1996年から展開するクラフトビールブランド。「小江戸」として知られる川越の地名・文化・農産物をブランドの軸に据え、川越特産のさつまいも「紅赤(べにあか)」をビール原料に使用した世界初の試みで知られる。紅赤・白・黒・伽羅・瑠璃の5種がメインラインナップで、それぞれビールスタイルが異なる。2006年に「COEDO」ブランドとしてリブランディングし、農産物のテロワールをビールで体現するという哲学は「日本版クラフトビールのテロワール表現」の先駆けとして評価されている。
World Beer Awards(世界ビールアワード)で複数の銘柄が受賞歴を持ち、特に「紅赤」「伽羅」は国際コンペで繰り返し評価されている。「さつまいもをビールの原料にした世界初」というストーリーが海外メディアにも取り上げられ、地産地消・テロワール志向のブルワリーとして国際的な注目を集めた。国内クラフトビール市場においても「地域食材とビールの融合」を実現した先駆者として高く評価されており、川越という地域と不可分のブランドアイデンティティが愛好家に深く支持されている。