ジムビームの歴史は1795年、ヤコブ・ビームがケンタッキー州でコーンウイスキーの最初の樽を売ったことに始まる。以来200年以上、ビーム家7世代にわたって受け継がれてきたこの蒸留所は、アメリカのバーボン産業の礎を築いたといっても過言ではない。禁酒法(1920〜1933年)によって蒸留業が一時禁止される中も、家族はその技術と伝統を守り続けた。
禁酒法撤廃後、70歳を超えたジェームズ・B・ビーム(通称「ジム・ビーム」)はクレアモントに新たな蒸留所を建設し、わずか120日で蒸留を再開するという驚異的な復興を遂げた。1943年、ブランド名は創業者の孫にあたるジム・ビームを称えて「ジムビーム」と改名された。現在のホワイトラベルは、この長い歴史の集大成として位置づけられる入門フラッグシップ製品である。
ケンタッキー州の石灰岩層で自然濾過された硬水を使用し、サワーマッシュ製法によって一貫した品質を保つ。75%コーン・13%ライ麦・12%モルテッドバーレイのマッシュビルは、バーボン本来のコーンの甘さとライ麦のアクセントを程よく表現している。
テイスティングノート
香り
コーン由来のやさしい甘い香りにバニラとキャラメルが重なる。穏やかなオーク香と軽いスパイスが鼻腔をくすぐる、親しみやすいアロマ。
味わい
軽やかでスムーズな口当たり。バニラとカラメルの甘みが中心で、ライ麦由来の軽いスパイシーさが後から現れる。クセのない飲みやすさが特徴。
余韻
短〜中程度のすっきりとしたフィニッシュ。ほのかな甘みとオークの余韻が残り、全体的にクリーンでドライな締めくくり。
酒
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