焼酎の老舗・小正醸造(明治16年創業)が2017年に鹿児島県日置市・東シナ海を望む吹上浜に開設した嘉之助蒸溜所のシングルモルト。蒸溜所名は同社の二代目「小正嘉之助」の名にちなむ。焼酎蒸留で培った70年のノウハウを活かしつつ、形状の異なる3基のポットスチルで原酒を造り分けるのが最大の特徴。南九州の温暖な気候は熟成を早め、焼酎「メローコヅル」に使用したアメリカンホワイトオーク・リチャーカスクが独自のまろやかな甘みを付与する。2021年6月に初の本格シングルモルトをリリースした。
TWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)2019年にベスト・ジャパニーズ・クラフトディスティラリー・オブ・ザ・イヤーを受賞。WWA2021でニューボーン2020がジャパニーズモルト部門金賞、SFWSC 2025年には定番シングルモルトのピーテッド版と「The Mellow Bar Reserve」が最高金賞(Double Gold)を受賞するなど、開業からの急速な成長が世界で評価されている。
2021年には世界最大の蒸留酒メーカー・ディアジオとの長期戦略的パートナーシップを締結し海外展開を本格化。2030年までに世界販売5倍を目標に掲げており、「南九州の新星」として国内外の注目を集める。南国的な甘みとほのかなスパイス感、温暖な薩摩の地ならではの個性が愛好家を魅了している。
テイスティングノート
香り
フルーティで南国的な甘み(トロピカルフルーツ・洋梨)、ほのかなバニラとキャラメル、焼酎樽由来のメローな甘さ。南九州の温暖さを感じさせるアロマ。
味わい
滑らかでフルーティ。熟した果実の甘みにほのかなスパイス感が重なる。焼酎樽由来の独自のまろやかさが特徴的なミドルパレート。
余韻
中程度の余韻。フルーティな甘みとほのかなスパイスがやさしく続き、南国的な温かみを残す。
酒
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