本坊酒造が1985年に中央アルプスの麓・長野県宮田村(標高798m)に開設したマルス信州蒸溜所のシングルモルト。高原の冷涼な気候と清澄な空気・良質な水を活かしたウイスキー造りを目指した蒸溜所は、ウイスキー需要低迷により1992年に一旦蒸留を休止。しかし19年のブランクを経て2011年に蒸留を再開し、2019年以降は「シングルモルト 駒ヶ岳 エディション」として年次ラベルシリーズを展開。各年度ごとに使用樽を変え(バーボン樽主体、シェリー樽主体、ワイン樽フィニッシュ等)、限定抽選販売で毎年リリースされる。
アイコンズ・オブ・ウイスキー2017年で「世界最優秀クラフトプロデューサー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。SFWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)2023年・2024年・2025年と連続して最優秀金賞・最高賞を受賞するなど、近年の評価の高まりが顕著だ。TWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)2020年では1991年蒸留の28年シングルカスクが最高金賞を受賞している。
定価3,000〜5,000円台に対して転売市場では2〜3倍以上の価格が付く人気銘柄。信州らしい清涼感とシェリー樽由来の甘みが高く評価されており、同社は鹿児島・津貫蒸溜所との2拠点体制でさらなる品質向上を目指している。
テイスティングノート
香り
フレッシュなフルーツ(青リンゴ・洋梨)、シェリー樽由来の甘い香り、ほのかなハーブ感。中央アルプスの清涼感を感じさせるノーズ。
味わい
軽やかでエレガント。フルーティな甘みにシェリーのリッチさが重なり、ほのかなスパイスが口の中で広がる。
余韻
中程度の余韻。フルーツの甘みとほのかなスパイスが心地よく続き、清潔感のある後口。
酒
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