オーバン蒸留所は1794年にジョン&ヒュー・スティーブンソン兄弟によって創設された、スコットランド有数の歴史を持つ蒸留所の一つ。スコットランド西海岸の港町オーバン(Oban)に位置し、「オーバン」とはゲール語で「小さな湾」を意味する。岩盤の山に張り付くように建てられた小規模な蒸留所は拡張の余地がほとんどなく、現在もわずか2基のポットスチルで伝統的な製法を守っている。その小さな生産量が品質の安定と希少性を生み出している。
オーバン14年はハイランドとアイランズの中間に位置する「ウェスト・ハイランド・スタイル」として独自のカテゴリーを形成。ペートはわずかに使用するだけで、甘みと塩気とほのかなスモークが絶妙なバランスを保つ。2基のスチルで地道に造られるウイスキーは年間生産量が限られており、ディアジオ所有の「クラシックモルツ」シリーズの中でも特に個性的な存在として扱われてきた。
オーバン14年は複数の権威ある品評会で高い評価を受けてきた。ニューヨーク・インターナショナル・スピリッツ・コンペティションでは「14年 シングルモルト・オブ・ザ・イヤー」に選出された実績を持ち、同大会で90点のゴールドメダルも獲得。Tastings.comインターナショナル・レビュー・オブ・スピリッツでは92点ゴールド、アルティメット・スピリッツ・チャレンジ2018年では94点という高評価を得た。SIPアワードでもゴールドメダルを受賞しており、各方面から一貫して高評価が続いている。「ウェスト・ハイランドの宝石」として知られ、潮風と甘みのバランスが際立つため、スコッチウイスキー入門者から長年の愛好家まで幅広い層から支持を受けている。
テイスティングノート
香り
蜂蜜、潮風、マーマレード。ほのかなスモークと麦わらのような素朴な香り。
味わい
ミディアムボディ。柑橘の甘み、海塩、なめらかな麦芽が層を成して広がる。
余韻
長くクリーン。ほろ苦い柑橘とほのかなスモークが続くバランスのいい余韻。
酒
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