ハイランドパーク蒸留所は1798年創業、スコットランド最北端のオークニー諸島・メインランド島のカークウォールに位置する。「ハイランドパーク」という名は、創設者マグナス・ユーンソンが初期に蒸留を行った場所「The High Park of Holm」に由来している。オークニーはかつてバイキングの定住地であり、ノルウェー語・スコットランド語双方の文化が交差する独特の場所。その歴史的背景が「ヴァイキング(Viking)」というブランド名に反映されている。
ヴァイキングオナー12年は2017年にブランドのフルリニューアルとともに誕生した。それ以前の「Viking Legend」シリーズに代わる新コアレンジとして設計されており、オークニー産のヘザーで燻したピートを使ったフロアモルティングと、手作業による伝統的な製法が今も守られている。ヘザーピートはアイラのピートより香り高く、甘みのあるスモーク特性をウイスキーに与えるのが特徴。
ハイランドパーク12年の以前のバージョンは、F・ポール・パカルト(スピリッツ・ジャーナル)から「世界最高のスピリッツ」に3度選ばれたことがあり、ブランドとしての地位は不動のもの。ヴァイキングオナーとしてのリニューアル後も、世界各地のウイスキーコンペティションで安定したメダルを受賞し続けている。ジム・マーレイのウイスキーバイブルでは78点という記録もあるが、その他多くの評論家は90点以上を付けており、評価は媒体によって幅がある。ウイスキー・アドボケイトやマスター・オブ・モルトでも常に高評価を獲得しており、入門者から上級者まで広く支持される「ヴァイキングの誉れ」として世界市場での存在感を放っている。
テイスティングノート
香り
ヘザーハニー、ほのかなスモーク、オレンジピール。バニラとクローブの甘い香りが漂う。
味わい
滑らかでミディアムボディ。甘いモルト、ドライフルーツ、ほのかなピートが調和する。
余韻
甘みとスモークが交互に続く余韻。長くきれいに続くフィニッシュが印象的。
酒
💬0