グレンモーレンジィ キンタ・ルバン(Quinta Ruban)はポルトガル語で「ルバン農園(Quinta)」を意味し、ポルトガルのルバン・エステートから取り寄せたポートパイプスを使用することに由来している。グレンモーレンジィのエクストラ・マチュアード・レンジの一つで、ミズーリ産バーボン樽で10年間熟成した後、ルビーポート・パイプスで4年間の追熟を経て完成する。2007年の初リリース時はNASとして登場し、その後2010年に12年表記となり、2019年に現行の14年表記に改められた。
ポートワイン樽フィニッシュというアプローチはウイスキー業界において革新的であり、グレンモーレンジィがその先駆けの一つ。フィニッシュ期間を以前の2年から4年に延長したことで、ポートの影響が深まり複雑さと甘みが格段に向上した。ドクター・ビル・ラムズデン博士の長年の木樽研究が結実した一本であり、ポートワインとウイスキーの融合がいかに豊かな風味を生み出せるかを示す代表例となっている。
キンタ・ルバン 14年は国際的な品評会で継続的に高い評価を受けている。サンフランシスコ・ワールドスピリッツ・コンペティション2013年でダブルゴールドを獲得し、IWCでは「ベスト・イン・クラス」を2年連続で受賞。ジム・マーレイのウイスキーバイブルでは92点を記録している。ウイスキー・アドボケイトのオンラインストアでも高い支持を集めており、「ダークチョコレートとミントのような複雑な甘み」と評されることが多い。甘口ワイン好きな人々にも広くアピールする銘柄として、ウイスキー入門者からコレクターまで幅広い層に愛されている。
テイスティングノート
香り
ダークチョコレート、ブラックベリー、バラの花びら。ほのかなミントとスパイスの香り。
味わい
リッチでシルキー。ポートの甘み、プラム、オレンジ、ペッパーが複雑に絡み合う。
余韻
長く余韻が続く。チョコレートとポートワインの甘みがじっくりと口の中に残る。
酒
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