グレンモーレンジィは1843年創業、スコットランド・ハイランド地方のテイン(Tain)に位置する蒸留所で、「大きな静寂の谷(Glen of Tranquillity)」という名のとおり静かな土地に根ざしている。スコットランドで最も背が高いポットスチルを持つことでも有名で、その高さは約5.14メートル(17フィート)にも及ぶ。背の高いスチルは蒸気が長い距離を移動する過程で余分な重い成分が凝縮落下するため、繊細で軽やかなニューメイクスピリットが生まれる。
同蒸留所が誇る「テイン侯爵たち(Men of Tain)」と呼ばれる職人集団が代々技術を受け継いでおり、「不必要なほど丁寧に造られたウイスキー(Unnecessarily Well Made)」を理念に掲げている。オリジナルはミズーリ産のバーボンオーク樽で10〜12年熟成させたハイランドの基幹ボトルであり、その上質な果実香と絹のような口当たりで世界中に多くのファンを持つ。
グレンモーレンジィ オリジナルの評価は目覚ましい。ジム・マーレイのウイスキーバイブルで9年連続94点を記録し、安定した高品質が証明されている。インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(IWSC)2017年では「ハイランド・シングルモルト部門 ゴールド」を受賞。また2014年には蒸留所全体として「ワールドウイスキー・オブ・ザ・イヤー(Glenmorangie Ealanta)」が選出されるなど、ブランドとしての評価も高い。世界中のバーで定番銘柄として提供されており、シングルモルト入門から熟練者まで幅広く支持されている。
テイスティングノート
香り
フレッシュな洋梨、桃、バニラ。バターと柑橘の花のような華やかなアロマ。
味わい
クリーミーで滑らか。バニラ、トロピカルフルーツ、軽い麦芽の甘みが広がる。
余韻
爽やかでクリーンなフィニッシュ。オレンジとバニラが余韻に残る。
酒
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