アードベッグ アンオー

アードベッグ アンオー(An Oa)は、蒸留所の近くにあるオア半島(Oa Peninsula)の名を冠したノンエイジステートメントのボトリングで、2017年にアードベッグの常設ラインナップに加わった比較的新しい一本だ。複数の樽(ペドロ・ヒメネス、バージンオーク、オロロソシェリー、バーボン)でそれぞれ熟成させたモルトをヴァッティングする手法を採用している。

アンオーの開発コンセプトはドクター・ビル・ラムズデンが「アードベッグの全スタイルを集約した究極の一本」として追求したものだ。特にPXシェリーカスクの使用によりアードベッグには珍しい甘いレーズンやドライフルーツのキャラクターが加わり、スモークとの対比が際立つ。

アンオー(An Oa)はゲール語でオア半島を指す。オア半島はアイラ島最南端に位置し、荒涼とした自然景観が特徴的なエリアだ。アードベッグの蒸留所とアイラ島の風土をブランドストーリーに結びつける命名だ。

アードベッグのラインナップにおいてアンオーはテンとウーガダールの間に位置し、シェリーの甘みとスモークのバランスを重視するファンへの提案として機能する。入門者がテンの次に試す選択肢としても推薦されることが多い。

Jim MurrayはWhisky Bible発売直後のアンオーに95.5点を付け「美しくおいしい」と絶賛した。Whisky Advocate誌も94点を付けており、ISCでも複数のゴールドを受賞している。ウーガダール(世界最高評価97.5点)とコリーヴレッカン(WB2018最高賞)に続くアードベッグの高評価シリーズの一員として確固たる地位を築いている。

テイスティングノート

香り

PXシェリー由来の甘いレーズン・ドライフルーツにアードベッグのピートスモークが重なる。バニラ・ダークチョコレート・ヨードの複雑な香り。

味わい

PXの甘みがスモークを包み込む独特の口当たり。レーズン・チョコレート・バニラとスモーク・ヨードが交互に展開する複雑なプロファイル。

余韻

長い余韻でシェリーの甘みとスモークが共存する。最後はダークチョコレートとほのかなスモークで静かに幕を閉じる。

基本情報

正式名称 アードベッグ アンオー
英語名 Ardbeg An Oa
アルコール度数 46.6%
内容量 700ml
主な原料 モルテッドバーリー(大麦麦芽100%)
カスクタイプ バーボン樽・PXシェリー樽・バージン新樽→マリッジタンクで追熟

生産・流通

製造元 アードベッグ蒸留所(Ardbeg Distillery)|スコットランド・アイラのスコッチウイスキー蒸留所
輸入元 MHDモエ ヘネシー ディアジオ株式会社(Moët Hennessy Diageo K.K.)|日本のスコッチウイスキーインポーター
産地 イギリススコットランドアイラ

世界の評価・評判

アードベッグアンオーは熟成年数なしのカスクストレングス表現で、若いうちに持つ生命力溢れるアードベッグらしさが凝縮されているとして愛好家から高い評価を受けている。Whisky Advocate誌94ポイントという高い評価を獲得し「力強いスモーク、ヨード、レモン、バニラが爆発的に展開する」と称賛。ジム・マーレー『ウイスキーバイブル』では91〜94点台に位置し「あえて熟成年数を問わない豪快さがアードベッグらしい」と評価される。IWSCでは金賞を受賞しており、whiskyfun.comのSerge Valentinは89〜91点を付け「加水なしの荒々しさが魅力的」とコメントしている。アードベッグコミッティ(ファンクラブ)では毎年のリリースとして非常に高い人気と需要がある。

  • 推薦度 -
  • 下戸へのやさしさ度 -
  • 展開完成度 -
  • ブランド信頼度 -
体感密度 重い 軽い 消える 残る キレ・余韻

💬0

まだ口コミは投稿されていません。

アードベッグ アンオー

  • 必須 推薦度
  • 必須 下戸へのやさしさ度
  • 必須 展開完成度
  • 必須 ブランド信頼度
  • 必須 体感密度(軽い←→重い)
  • 必須 キレ・余韻(消える←→残る)

写真を添付する

      対応フォーマット:JPEG / PNG / GIF(1枚あたり2MBまで、最大6枚)
      ※人物や個人情報を含む写真は掲載できません。
      ※投稿内容は公開前に審査されます。

      クチコミ投稿に関する注意事項