ザ・バルヴェニー14年 カリビアンカスクは、トラディショナルなバーボン樽で14年熟成させた後にカリブ産ラム樽でフィニッシュを施すという製法を採用したボトリングで、バルヴェニーのウッドフィニッシュシリーズの中でも最もユニークな個性を持つ一本だ。
カリビアンカスクの着想はマスターブレンダーのデービッド・スチュワートがカリブ海のラム酒文化からインスピレーションを受けたことに端を発する。ラム樽はサトウキビ由来の甘みとトロピカルノートをウイスキーに与え、バルヴェニー独特の蜂蜜とバニラのキャラクターと相乗効果を生む。
カリビアンカスクという名称はカリブ産ラム樽(Caribbean rum cask)を直接示す。14年という熟成年数はダブルウッド12年よりも一歩進んだ深みと、17年・21年ほどのプレステージ感の間に位置するバランスを意図している。
2013年のリリース以来、カリビアンカスクはバルヴェニーのミドルレンジを代表する表現として定着した。若い世代やラム酒ファンからの支持を集め、バルヴェニーのファン層を広げることに貢献している。
Whisky Advocate誌は90〜91点、Whisky Connosr のコミュニティでも平均8.3点以上(10点満点)の高評価を維持している。ワールドウイスキーアワードではカリビアンカスク関連カテゴリーで複数のゴールドを受賞。Jim MurrayもWhisky Bibleで91点を付けており、「バルヴェニーらしい蜂蜜感にトロピカルの風が吹く好作」と評している。
テイスティングノート
香り
バニラ・椰子砂糖・バナナのトロピカルアロマ。ラム樽由来の糖蜜とほのかなスパイスが重なる。蜂蜜とオークのノートが背景を支える。
味わい
口当たりはリッチで甘く、キャラメル・バナナ・シナモン・バニラが広がる。ラム由来の糖蜜がモルトに絶妙に溶け込んでいる。
余韻
トロピカルフルーツと糖蜜の甘みが持続する余韻。スパイスがほのかに顔を見せて、心地よい甘みとともに長く続く。
酒
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