ザ・マッカラン シェリーオーク12年は、シェリー樽熟成に特化したマッカランのコアシリーズを代表するボトリングであり、スペイサイドのシングルモルトの中でも最もシェリーキャラクターに忠実な一本として世界中で高く評価されている。創業1824年のマッカラン蒸留所は、スコットランドで最も古い認可蒸留所の一つだ。
マッカランはスペイン・ヘレス地方から厳選したオロロソシェリー樽を特注し、シェリーワインで2年間シーズニングしてから使用するというこだわりを持つ。このプロセスにより樽からシェリーの風味を最大限に引き出すことができ、マッカランの豊かで甘美なシェリーフレーバーが生まれる。
マッカランはゲール語で「聖コロンバの地」を意味する。シェリーオークという名称はスペインオークのシェリー樽を使用する製法を直接的に示しており、1990年代に「ファインオーク」シリーズとの明確な区別を設けるために現在の名称が定着した。
2018年にはマッカランのパッケージデザインが全面刷新されており、シェリーオーク12年も従来の茶色のボトルからより洗練されたデザインに生まれ変わった。リニューアルはブランドのラグジュアリー路線強化の一環であり、入手困難化と価格上昇につながった。
Whisky Advocate誌はシェリーオーク12年に92点を付け「シェリー系スコッチの入門として完璧」と評した。Distiller誌は87点、Serge Valentinは83点と評価は分かれるが、初心者からコレクターまで幅広い層に支持される入門シェリーカスクとしての地位は揺るぎない。Jim Murrayも同シリーズ全体を高く評価している。
テイスティングノート
香り
濃いドライフルーツ(干し葡萄・プルーン・フィグ)と甘いバニラ、シナモン・ジンジャーのスパイスが重なる豊かなシェリーアロマ。
味わい
口当たりはリッチでクリーミー。シェリーの甘みとチョコレート、ジンジャービスケット、オレンジの皮が複雑に展開する。
余韻
中程度から長い余韻でドライフルーツとスパイスが続く。ほろ苦いダークチョコレートが最後に顔を見せる。
酒
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