五十嵐酒造(埼玉県飯能市)の特約店限定直汲みシリーズ「五十嵐」の中で、最もドライな仕上がりを誇るのがこの純米大辛口 無濾過生原酒 直汲みだ。日本酒度+8という「大辛口」の設計で、北海道産酒造好適米「吟風」を65%精米して醸されている。アルコール度数は17%と力強く、酸度1.8という高酸が大辛口のキレをさらに際立たせる。無濾過・生・原酒の状態で直汲みにより封じ込められた炭酸ガスが、辛口の鋭さに爽快なガス感を添えている。
「吟風」は北海道農業試験場が開発した酒造好適米で、心白の発現率が高く溶けやすい特性を持つ。辛口の日本酒造りに適しており、食中酒としてのすっきりした味わいを実現するために多くの酒蔵で採用されている。五十嵐酒造は奥秩父の天然地下水という軟水系の仕込み水と、65%精米という高めの精米歩合を組み合わせることで、辛口でありながら米の旨味をしっかりと引き出した複雑な味わいを実現している。
五十嵐酒造は洗米・浸漬の吸水率を2%以内に管理するという徹底したこだわりで知られる明治30年(1897年)創業の老舗蔵。「軽やかで爽やかな香り、シュワッとしたガス感にキリッと引き締まった旨味。キレ味よくすっきりした味わい」と評されるこの一本は、和食から中華・肉料理まで幅広い料理との相性が良い食中酒として人気が高い。特約店限定の数量限定品のため、入手の際には在庫確認が必要だ。
テイスティングノート
香り
軽やかで爽やかな香り。北海道産吟風由来の穏やかな米の香りと、直汲み由来のフレッシュな発酵アロマが感じられる。
味わい
シュワっとした微発泡のガス感とともに、17%の力強い旨味が口中に広がる。日本酒度+8の大辛口ならではのキリっとしたキレが印象的で、食中酒として料理の旨みを引き立てる。高めの酸度がさらに爽快感を強調する。
余韻
すっきりとドライに終わる後口。余韻は短くキレが良い。次の食べ物を引き立てる食中酒としての真骨頂が余韻にも表れている。
酒
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