セイズファーム ソーヴィニヨン・ブランは、富山県氷見市に位置するワイナリー「SAYS FARM(セイズファーム)」が手がける白ワインである。富山湾を望む丘陵地に広がる自社畑でソーヴィニヨン・ブランを栽培し、氷見の海風と寒暖差が生み出すブドウの繊細な風味を最大限に引き出している。日本海側のワイナリーとしては珍しい本格的なワイン造りを行っている。
セイズファームは2009年に設立された比較的新しいワイナリーだが、富山の自然環境を活かした丁寧なブドウ栽培と醸造で急速に評価を高めた。ソーヴィニヨン・ブランは冷涼な気候を好む品種であり、氷見の寒暖差のある環境はこの品種の栽培に適している。収穫したブドウは低温で丁寧に発酵させ、果実のフレッシュな風味とアロマを最大限に保っている。氷見の新鮮な海の幸、特にブリやシロエビとの相性は抜群で、地元のレストランでも積極的に取り扱われている。富山の風土が育むワインとして、日本ワインの新しい可能性を示す存在だ。
テイスティングノート
香り
グレープフルーツとレモングラスの爽やかなシトラス香が立ち上る。続いてパッションフルーツ、白桃、ほのかな青草のハーバルな香りが広がる。ソーヴィニヨン・ブランらしい清涼感のあるアロマプロファイルで、海辺のワイナリーならではのミネラル感も感じられる。
味わい
軽やかでフレッシュな口当たり。グレープフルーツとレモンの柑橘の爽やかな酸味が広がり、中盤にはパッションフルーツとメロンのトロピカルな甘みが加わる。後半にかけてミネラル感とほのかなハーバルな苦みが複雑さを添え、12%のアルコール度数による軽快さが全体を支えている。冷やして飲むと最もその魅力が引き出される。
余韻
中程度の余韻。シトラスとミネラルの爽やかさが口中に心地よく残り、最後にグレープフルーツピールのほのかな苦みがすっきりと締めくくる。海の幸と合わせたくなる余韻だ。
酒
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