ブレーヴァル15年は、スペイサイドの標高350mという高地に位置するブレーヴァル蒸留所のシングルモルトウイスキーである。1973年にシーバス・ブラザーズによって設立された同蒸留所は、スコットランドで最も標高の高い蒸留所のひとつだ。もともと「ブレーズ・オブ・グレンリベット」という名で知られていたが、1995年に現在のブレーヴァルに改名された。ペルノ・リカール傘下でシーバスリーガルの重要なキーモルトを供給している。
バーボンバレルでの15年熟成により、高地蒸留所ならではのクリーンでフルーティーなキャラクターに、穏やかなオークの深みが加わった仕上がりとなっている。標高の高さがもたらす冷涼な環境は熟成のペースをゆるやかにし、繊細で複雑なフレーバーの発達を促す。シングルモルトとしてのリリースは限定的だが、インディペンデントボトラーからのリリースでその品質の高さが知られるようになった。スペイサイドの高地モルトとして、知る人ぞ知る実力派の蒸留所である。
テイスティングノート
香り
フレッシュな洋梨とリンゴの爽やかな果実香が立ち上る。続いてバニラクリーム、レモンカード、ほのかなヘザーハニーの甘い香りが広がる。高地蒸留所ならではの清涼感と微かなフローラルノートが全体を包み込んでいる。
味わい
ライトでクリスピーな口当たり。グリーンアップルとバニラの甘みが口いっぱいに広がり、中盤にはちみつとアーモンドの穏やかな風味が加わる。後半にかけてホワイトペッパーの軽いスパイスとドライなオークが現れ、全体として繊細でバランスの良い味わいだ。40%の度数は穏やかで非常に飲みやすい。
余韻
短〜中程度の余韻。バニラとフレッシュフルーツの甘みがほのかに残り、最後にドライなモルトとミネラルの清涼感が静かに消えていく。高地蒸留所らしいクリーンなフィニッシュ。
酒
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