ティーニニック 12年は、スコットランド北ハイランドのアルネスに位置するティーニニック蒸留所が生産するシングルモルトウイスキーです。1817年に創業したこの蒸留所は、クロマティ湾のほとりという北ハイランドの恵まれたロケーションに建ち、ディアジオ社の中でも大規模な生産能力を持つ重要な蒸留所です。
ティーニニックの特徴的な設備として、マッシュフィルタープレスがあります。通常のマッシュタンの代わりにフィルタープレスを使用してウォート(麦汁)を抽出するこの方法は、よりクリーンで効率的な糖化を可能にし、ティーニニック特有のフレッシュでクリーンなスピリッツの基礎となっています。ジョニーウォーカーブレンドの主要な構成要素として、その品質は業界内で高く評価されています。
この12年物は、ティーニニックのハウススタイルを最も直接的に体験できるボトリングです。バーボンカスクで12年間熟成された原酒は、草のような爽やかさとシトラスのフレッシュさを特徴とする、ハイランドモルトの中でも独特の味わいを持っています。シングルモルトのリリースが限られているため、見つけたときは迷わず手に入れたい一本です。
テイスティングノート
香り
草のような爽やかな香りとシトラス(レモン、グレープフルーツ)のフレッシュなノート。バーボンカスク由来のバニラとハチミツの甘いベース。かすかなハーブ(ミント、タイム)のアクセントと、穀物の温かみが奥に感じられる。
味わい
ミディアムボディで爽やかな口当たり。レモンとグレープフルーツのシトラスフレーバーが最初に広がり、中盤からバニラとハチミツの甘みが重なる。ティーニニック特有の草のような爽やかさが全体を貫き、クリーンで明快な味わい。マッシュフィルタープレスの効果を実感できるピュアなモルトの風味。
余韻
中程度の長さでフレッシュに消えていく。シトラスとハーブの爽やかな余韻が心地よく続き、最後にかすかなバニラの甘みとミネラル感が残る。すっきりとした後味が特徴的なフィニッシュ。
酒
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