リンクウッド 25年は、スコットランド・スペイサイドのエルギンに位置するリンクウッド蒸留所が造るシングルモルトウイスキーの長期熟成表現だ。ディアジオのスペシャルリリースまたはフローラ&フォーナシリーズで限定的にボトリングされる貴重な一本である。
リンクウッド蒸留所は1821年にピーター・ブラウンによって設立され、エルギンの町の郊外で200年以上にわたり蒸留を続けてきた。蒸留所は「白鳥の蒸留所」とも呼ばれ、敷地内の池に白鳥が棲みつくことで知られる。リンクウッドのスピリッツはスペイサイドの中でも特に繊細でフローラルなスタイルで、ジョニーウォーカーをはじめ多くのブレンデッドウイスキーの品質を支えてきた。
この25年はリフィルのアメリカンオーク樽で長期熟成した原酒をカスクストレングスに近い51.7%で瓶詰めしている。25年の歳月が蒸留所固有のフローラルでフルーティなキャラクターに深みとコクを加え、バニラ、蜂蜜、ドライフルーツの複雑なフレーバーが展開される。
シングルモルトとしてのリリースが限定的であるがゆえに、リンクウッドは「知る人ぞ知るスペイサイドの宝石」として愛好家の間で特別な存在だ。この25年は、その希少な蒸留所の実力を余すところなく味わえる至高のボトルである。
テイスティングノート
香り
ジャスミン、スイカズラ、白桃の繊細なフローラルアロマ。バニラクリーム、蜂蜜、ドライアプリコットの甘さが重なり、奥にはオーク由来のシナモンと白胡椒のスパイスが漂う。
味わい
シルキーで上品な口当たり。白桃、洋梨、蜂蜜の味わいが繊細に広がり、中盤にはバタースコッチとナッツの深みが加わる。25年の熟成がもたらすオークのスパイスがフローラルな甘さと見事に調和し、エレガントで複雑な味わい。
余韻
ロングフィニッシュ。フローラルとフルーツの余韻が非常に長く続き、最後にオークスパイスと微かなワックスのニュアンスが穏やかに残る。
酒
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