両関 翠玉 特別純米は、秋田県湯沢市にある両関酒造が醸す日本酒だ。「翠玉」はエメラルドの宝石を意味し、その名の通り澄んだ美しい味わいを追求したシリーズの特別純米酒である。
両関酒造は1874年に創業し、秋田県でも屈指の規模と歴史を持つ蔵元だ。栗駒山系の伏流水を仕込み水に使用し、秋田の厳しい冬の寒さを活かした低温長期発酵で酒を醸す。近年は「Rz」や「Hana」といった革新的なブランドを立ち上げ、伝統と革新の両輪で注目を集めている。
翠玉 特別純米は秋田県産の酒造好適米を使用し、精米歩合60%で仕込んでいる。穏やかな吟醸香と米の旨味が調和した、毎日の食卓に寄り添う酒を目指して造られた。冷酒でフルーティさを楽しむのはもちろん、常温や軽い燗でも味わいが開き、秋田の郷土料理との相性は抜群だ。
翠玉シリーズは特別純米のほかに純米吟醸もラインナップされており、価格帯を抑えつつも両関酒造の実力を十分に味わえる。秋田の地酒入門としてはもちろん、日本酒通にも納得の品質を備えたコストパフォーマンスの高い一本だ。
テイスティングノート
香り
青リンゴ、洋梨、白い花の穏やかな香り。ほのかに米麹の甘さとミネラルの清涼感が感じられる。過度な華やかさはなく、食卓に馴染む落ち着いたアロマ。
味わい
軽やかで滑らかな口当たり。白ブドウ、メロン、蜂蜜の味わいが穏やかに広がり、中盤には米の旨味がしっかりと感じられる。後半は爽やかな酸がキレを生み、杯が進むバランスの良さ。
余韻
ミディアムの長さ。フルーティな余韻がすっきりと消え、最後に米の旨味と微かなミネラルが残る。食中酒として理想的なフィニッシュ。
酒
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