ロイヤルブラックラ 21年は、スコットランド・ハイランド地方ナイルンに位置するロイヤルブラックラ蒸留所が手がけるシングルモルトウイスキーのコアレンジ最上位だ。21年の長期熟成とファーストフィルシェリーカスクの組み合わせにより、蒸留所の個性が最も深く表現されたプレミアムボトルである。
ロイヤルブラックラ蒸留所は1812年にキャプテン・ウィリアム・フレイザーによって設立された。1835年にウィリアム4世からロイヤルの勅許を授与されたスコットランドで最初の蒸留所であり、その歴史的価値は計り知れない。長年デュワーズブレンドの主要原酒として使用され、シングルモルトとしてのリリースは限定的だったが、2015年のリブランディングで12年・16年・21年の3種がコアレンジとして登場した。
この21年はファーストフィルのオロロソシェリー樽で長期熟成された原酒を使用。シェリー由来のドライフルーツ、ナッツ、スパイスの風味が蒸留所のフルーティでリッチなハウススタイルと見事に融合している。40%のスタンダードな度数ながら、21年の歳月がもたらす深みと複雑さは圧巻だ。
ロイヤルの名を冠するスコットランドの蒸留所はわずか3つ。その一つであるロイヤルブラックラの21年は、歴史と品質の両面で「ロイヤル」にふさわしい風格を備えている。
テイスティングノート
香り
ダークチェリー、レーズン、プラムの濃厚なシェリー香。オーク由来のシナモン、ナツメグ、バニラの甘いスパイスに、蜂蜜とオレンジマーマレードの華やかさが重なる。
味わい
フルボディでリッチな口当たり。ドライフルーツ、ダークチョコレート、トフィーの贅沢な味わいが層をなして広がり、中盤にはジンジャーとクローブの温かみのあるスパイスが現れる。シェリー樽の深みと21年の熟成が生む複雑さが見事。
余韻
ロングフィニッシュ。シェリースパイスとオークのタンニンが長く持続し、最後にドライフルーツとカカオの余韻が穏やかに残る。
酒
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