バーズタウン バーボン カンパニー フュージョン シリーズ #9は、ケンタッキー州バーズタウンに本拠を置くクラフト蒸留所のシグネチャーシリーズである。自社で蒸留した若い原酒と、ケンタッキーの伝統的な蒸留所から調達した熟成原酒をブレンドする「フュージョン」コンセプトにより、若さの活力と熟成の深みを兼ね備えたバーボンに仕上げている。
バーズタウン・バーボン・カンパニーは2014年にダン・キャリソンによって設立された。バーズタウンはケンタッキー州中央部に位置するバーボンの聖地で、ジムビームやメーカーズマークなど数多くの名門蒸留所が集まるエリアだ。同社は650万ガロンの年間生産能力を持つ大規模な設備を有し、自社ブランドの開発と同時にカスタムディスティリングサービスも提供している。
フュージョンシリーズはナンバリングで管理され、各リリースごとにブレンドレシピが異なる。#9では自社の4年熟成原酒とケンタッキーの11年熟成原酒をヴァッティングし、バレルプルーフに近い48.45%でボトリング。若い原酒のフレッシュな穀物感と、熟成原酒のオークの深みが絶妙に融合している。ストレートまたは大きめの氷でのロックが推奨される。
テイスティングノート
香り
華やかなバーボンアロマ。キャラメル、バニラ、メープルシロップの甘い香りが前面に出ており、熟成原酒由来の深みのあるオーク香が下支えする。若い原酒からのフレッシュなコーンの甘味とスパイシーなライのニュアンスも感じられ、複雑さがある。
味わい
リッチでフルボディな口当たり。まずキャラメルとバニラの濃厚な甘味が広がり、続いてライ麦由来のスパイシーさが味わいにキックを与える。中盤からはオーク由来のタンニンと焦がした樽のスモーキーさが加わり、味わいに構造感が生まれる。バレルプルーフに近い度数がしっかりとした飲みごたえを提供しつつ、バランスは崩れない。
余韻
長めの余韻。キャラメルの甘味とオークのスパイスが交互に現れ、最後にダークチョコレートのようなビター感が心地よく残る。温かみのあるフィニッシュで、バーボンの醍醐味を存分に堪能できる。
酒
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