寒菊 OCEAN99 星海(Starlight Sea)は、千葉県山武市の寒菊銘醸が醸す夏季限定の純米大吟醸無濾過生原酒。OCEAN99シリーズは九十九里浜の海をモチーフにしたシリーズで、星海は「夏の夜の海に輝く星空」をイメージした一本である。北海道産の酒造好適米「彗星」を50%まで精米し、フレッシュでジューシーな味わいに仕上げている。
寒菊銘醸は明治16年(1883年)創業の老舗蔵元だが、近年は若き蔵元杜氏の佐瀬裕哉氏のもとで大胆な改革を進めている。OCEAN99シリーズはその象徴的存在で、空海(Inflight)、凪海(Calm Sea)、星海(Starlight Sea)など、海の情景を切り取った銘柄が並ぶ。いずれも限定醸造で入荷即完売が珍しくない人気シリーズである。
星海は彗星米由来の爽やかな甘味とジューシーな酸味が特徴。日本酒度-8というしっかりした甘口設計だが、生原酒のフレッシュな酸がバランスを取り、べたつかないクリーンな甘さに仕上がっている。アルコール14度と軽めの設計で、夏の暑い日にキリッと冷やして楽しむのに最適。
千葉県は伝統的に日本酒の銘醸地としてのイメージは薄かったが、寒菊銘醸はSAKETIMEランキングで常に上位にランクインするなど、全国の日本酒ファンから熱い支持を受けている。OCEAN99シリーズの洗練されたラベルデザインとSNS映えする外観も若い世代に訴求しており、日本酒の新しいファン層を開拓する存在として注目されている。
テイスティングノート
香り
フルーティーで爽やかな香り。パイナップル、白桃、ライチの南国果実の香りが華やかに広がり、微かにヨーグルトのような乳酸系の爽やかさも感じられる。夏酒にふさわしいトロピカルな芳香。
味わい
口当たりはジューシーで甘やか。彗星米由来のクリアな甘味が広がり、ピチピチとした炭酸のニュアンスがフレッシュ感を演出する。生原酒ならではのフレッシュな酸味が甘味を引き締め、日本酒度-8の甘口ながらべたつかないクリーンな味わい。アルコール14度の軽やかさが飲みやすさを後押しする。
余韻
余韻は中程度で、トロピカルフルーツの甘い余韻が心地よく残る。後味には微かな苦味のアクセントがあり、甘口一辺倒にならない奥行きを感じさせる。キリッと冷やして飲みたい、夏の一杯にぴったりのフィニッシュ。
酒
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