手取川 純米大吟醸 本流は、石川県白山市の吉田酒造店が醸す純米大吟醸酒である。1870年(明治3年)創業の吉田酒造店は、霊峰白山の伏流水である手取川の清冽な水を仕込み水に使い、150年以上にわたり酒造りを続けてきた名蔵だ。「手取川」の名はまさにこの白山手取川から取られており、白山の恵みを最大限に活かした酒造りが蔵の根幹にある。
純米大吟醸 本流は蔵の最高峰に位置する銘柄で、兵庫県産の山田錦を40%まで磨き上げ、白山の超軟水で低温長期発酵させる。白山の超軟水はミネラル分が極めて少なく、繊細でなめらかな酒質を生み出す。「本流」の名が示す通り、蔵の技術と哲学の集大成であり、華やかでありながら品格のある味わいを追求している。
吉田酒造店は全国新酒鑑評会で金賞を多数回受賞する石川県屈指の実力蔵として知られる。手取川ブランドは石川県を代表する銘酒として全国に流通しており、IWC SAKE部門でもメダルを獲得するなど国際的な評価も高い。北陸の豊かな食文化、特にカニ・ブリ・甘エビなど日本海の海の幸との相性は格別だ。白山信仰の麓で育まれる酒は、単なる嗜好品を超えて石川の風土と文化を体現する存在として愛されている。
テイスティングノート
香り
華やかで上品な吟醸香。白桃、メロン、マスカットのフルーティなアロマ。白山の超軟水由来の繊細なミネラル感。
味わい
繊細でシルキーな口当たり。米の旨みがエレガントに広がり、きれいな甘みと酸が見事に調和する。雑味のない透明感のある味わいは白山の水の賜物。
余韻
長く繊細な余韻。吟醸香がゆっくりと消えていき、ほのかな米の甘みが心地よく残る。石川の銘醸にふさわしい品格のあるフィニッシュ。
酒
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