光栄菊 Anastasia Green 無濾過生原酒は、佐賀県小城市の光栄菊酒造が醸すモダンな無濾過生原酒である。光栄菊酒造は1871年(明治4年)創業の老舗でありながら、一度は廃業の危機に瀕した蔵を2019年に山本克明氏が事業承継し、新たなブランドコンセプトで再出発を果たした。醸造家の日下智氏を迎え入れ、「光栄菊」を現代の日本酒シーンの最前線に押し上げたことで大きな注目を集めた。
Anastasia Greenは光栄菊のラインナップの中でも特に人気の高い一本で、その名は歴史上の人物からインスピレーションを得たとされる。無濾過生原酒ならではのフレッシュでジューシーな味わいが特徴で、微発泡感を伴うガス感が軽やかさを演出する。佐賀県産の米を使用し、低温でゆっくりと発酵させることでフルーティな香味と酸のバランスを追求している。
光栄菊は再興からわずか数年で日本酒業界に旋風を巻き起こし、入手困難銘柄の筆頭に躍り出た。特にAnastasia Greenは発売直後に完売が続出し、抽選販売になることも珍しくない。「新政」「風の森」などと並ぶ新世代日本酒の代表格として位置づけられ、全国の日本酒専門店で引き合いが絶えない。若い世代の日本酒ファンを中心に熱狂的な支持を集め、SNSでの話題性も抜群に高い銘柄である。
テイスティングノート
香り
白桃、マスカット、パイナップルの華やかなフルーティ香。微かなガス感が爽やかさを添え、花のような甘い香りが漂う。
味わい
フレッシュな微発泡感とともにジューシーな甘みが広がる。白ブドウ、洋梨の果実感が豊かで、きれいな酸が甘さを引き締める。クリーミーな米の旨みが中盤から現れる。
余韻
心地よい酸味と果実の余韻が長く続く。軽やかでありながら満足感のあるフィニッシュ。ほのかな苦味がアクセントとなり、複雑さを演出する。
酒
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