YUZA First Edition 2022は、山形県遊佐町の遊佐蒸溜所が放つ記念すべきファーストリリースである。金龍グループが手がけるこの蒸留所は2018年に蒸留を開始し、4年の熟成を経て2022年にこの処女作を世に送り出した。2019年2月〜7月に蒸留されたスピリッツを使用している。
鳥海山の伏流水を仕込水に使い、少量多品種の樽で熟成。バーボン樽、シェリー樽など複数のカスクタイプからなるヴァッティングにより、若いながらも複雑な味わいを実現した。アルコール度数55%のカスクストレングスでノンチルフィルタード、無着色でボトリング。
遊佐蒸溜所は庄内平野と鳥海山に挟まれた自然豊かな環境に立地。冬の厳しい寒さと夏の温暖な気候が、原酒の熟成に独自のリズムをもたらす。ファーストエディションは限定リリースとして即完売し、以降もセカンドエディション、サードエディションと毎年リリースを重ねている。山形県初のウイスキー蒸留所として、東北のウイスキー産地としての可能性を示した画期的な存在である。
テイスティングノート
香り
エステリーなドライフルーツ、洋梨、りんごの華やかなアロマ。バニラとハチミツの甘い香り。
味わい
フルボディでリッチ。熟したフルーツの甘みとモルティーな穀物感。バーボン樽由来のバニラとキャラメル。シェリーの影響によるドライフルーツの深み。
余韻
長く温かみのある余韻。スパイスとオークの風味が心地よく続く。
酒
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