シングルモルトジャパニーズウイスキー SAKURAOは、広島県廿日市市の桜尾蒸留所(旧・中国醸造)が手がけるシングルモルトウイスキーである。2017年に蒸留を開始し、3年以上の熟成を経て2021年7月にカスクストレングスの1stリリースとして初登場。2022年6月には43%のレギュラーボトルが発売された。
桜尾蒸留所は瀬戸内海沿岸に位置し、海風と大きな寒暖差が樽熟成を促進する。瀬戸内の温暖な気候が生み出す独特の熟成環境が、バーボン樽・シェリー樽・ワイン樽などの多彩な原酒に複雑さを与えている。蒸留所名は広島・宮島の桜の名所にちなむ。
中国醸造は1918年創業の老舗で、2021年に社名をSAKURAO Brewery and Distileryに変更。ジンブランド「SAKURAO GIN」で先行して国際的評価を獲得した後、ウイスキーでも本格参入を果たした。広島初のウイスキー蒸留所として、瀬戸内のテロワールを反映した新しいジャパニーズウイスキーのスタイルを確立しつつある。
テイスティングノート
香り
バニラ、白桃、柚子のフルーティーなアロマ。インセンスやサンダルウッドのエキゾチックなニュアンス。ピーナッツブリトルの甘い香ばしさ。
味わい
柔らかなウッドスモーク、ホワイトペッパー、柑橘の爽やかさ。葡萄や桃の果実味に、潮風を思わせる心地よい塩味。バランスが良く飲みやすい。
余韻
ダンプオークと海苔のような磯の香りが余韻に漂う。穏やかなスパイスとミネラル感が長く続く。
酒
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