ウォーターフォード オーガニック・ガイア 2.1はアイルランド全土の6つの有機認定農場で栽培された大麦を使用した、同国初の有機認定アイリッシュウイスキーだ。「ガイア」とはギリシャ神話の大地の女神に由来し、有機農法による自然との共生という哲学を名称に込めている。アイルランドのオーガニック・トラストによる有機認定を受けた唯一のアイリッシュウイスキーとして、2020年のリリース時から大きな注目を集めた。
有機農場の大麦は農薬・化学肥料を一切使用せず育てられており、ウォーターフォードはこれをスタンダードの通常大麦と同様に単独で蒸留・熟成・管理している。6つの有機農場の麦を個別に発酵・蒸留した後、マリッジしてひとつの複雑な表現に仕上げる。「2.1」はオーガニック・ガイアシリーズの第2農場からの第1回目のリリースを意味し、継続的なヴィンテージとして展開されている。
「ガイア」という命名はウォーターフォードの農業環境への敬意と、持続可能なウイスキー生産への誓いを象徴している。ボトルラベルには使用した6農場の位置と農家名が記載されており、有機農業とサステナビリティへのコミットメントを視覚的に表現している。
ウォーターフォード オーガニック・ガイアのリリースは業界に衝撃を与えた。「アイルランド初の有機認定ウイスキー」という称号は環境意識の高い消費者やメディアから大きな関心を集め、The Whiskey Washが「パーティング・グラス・アワード」(選ばれた優秀作品への称号)を贈った。Global Drinks Intel ESG Awards 2024でもBiodiversity Achievement賞を受賞するなど、持続可能性の観点からも国際的に評価されている。
ウォーターフォードのラインナップの中で、オーガニック・ガイアは環境・倫理・品質を三位一体で訴求するフラッグシップ商品として位置付けられる。有機農法・テロワール・ウイスキー品質の三要素を同時に満たすことで、エコ意識の高いプレミアム市場に訴求するユニークな表現だ。
The Whiskey Washによる「パーティング・グラス・アワード」受賞、Global Drinks Intel ESG Awards 2024のBiodiversity Achievement賞など、ウイスキーの品質評価だけでなく持続可能性の観点からも国際的な評価を得ている。Wine and Whiskey Globe、Whisky Unpluggedなど複数のウイスキーメディアでも高評価のテイスティングノートが掲載されており、有機大麦特有の風味の深みが評論家からも指摘されている。
テイスティングノート
香り
シリアル穀物のクリーンな香りに、オレンジゼスト、モルティなイチジク、潮風の爽やかさが重なる。塩キャラメル、ペパーミント、ローズウォーター、そして雨上がりの草の香りが複雑に層を成す有機農場ならではのナチュラルな香り立ちだ。
味わい
スパイシーでゾクゾクする口当たり。黒胡椒、クローブ、オイルのような濃さがあり、その奥にイチジク、チェリー、バタースコッチ、洋梨がフルーティーに広がる。スパイスとフルーツの交互の波が奥深い。
余韻
スパイスの余韻が長く続き、ドライで清潔感のあるフィニッシュへと収束する。大地のミネラル感と有機大麦の純粋な穀物余韻が最後まで印象を残す。
酒
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