飯沼本家は千葉県酒々井町に蔵を構える酒蔵で、300年以上の歴史を持つ千葉県を代表する酒蔵のひとつである。「甲子(きのえね)」はその看板ブランドであり、北総台地の良質な地下水と千葉県産の酒米を使用した、フレッシュで現代的な味わいの日本酒として近年急速に評価を高めている。
千葉県産の五百万石や総の舞を55%精米し、北総台地の伏流水で丁寧に仕込む。純米吟醸は生酒やおりがらみなど多彩なバリエーションを展開し、フレッシュでジューシーな味わいが共通のコンセプト。華やかな吟醸香と、しっかりとした旨みが調和する味わいは、和食はもちろんフレンチやイタリアンとのペアリングにも対応する。アルコール度数16%のやや力強い設計だ。
成田空港に近い立地を活かし、海外への発信にも積極的な蔵元である。酒々井町の歴史ある蔵を活かした蔵見学や直売所も人気で、千葉県のお酒文化の発信拠点としても機能している。伝統的な技術をベースに現代の嗜好に合わせた味造りで、千葉の地酒の可能性を全国に示す旗手的存在だ。
テイスティングノート
香り
華やかなフルーツ香が広がる。マスカットやグレープフルーツのような爽やかな果実香に、ほのかな米の甘い香りが重なる。フレッシュで若々しい吟醸香が印象的。
味わい
フレッシュでジューシーな口当たり。果実の甘みと米の旨みが生き生きと広がり、きれいな酸が味を引き締める。しっかりとしたボディを持ちながらもキレが良く、食中酒として幅広い料理と合う。
余韻
フルーティーな余韻が心地よく続く。酸のキレが後味を爽快にまとめ、次の一口を自然と誘う。冷やして飲むとフレッシュ感が最大限に引き出される。
酒
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