中国醸造は広島県廿日市市に本社を置く総合酒類メーカーで、2018年に「桜尾蒸留所(SAKURAO DISTILLERY)」を立ち上げ、ジンとウイスキーの蒸留を開始した。桜尾ジン オリジナルは、広島県産の柑橘類や桜の花・葉など14種のボタニカルを使用したクラフトジンで、瀬戸内の恵みを一杯に凝縮した日本を代表するジンのひとつである。
広島レモンをはじめとする地元産柑橘類、桜の花と葉、ヒノキ、牡蠣殻、緑茶など、広島の風土を象徴するボタニカルを厳選して使用している。ジュニパーベリーを軸としながらも、柑橘の爽やかさと桜のほのかな甘い香りが和のニュアンスを加え、独創的な味わいを生み出している。アルコール度数47%のしっかりとしたボディで、ストレートでもジントニックでもボタニカルの個性が明瞭に感じられる設計だ。
ワールド・ジン・アワーズやインターナショナル・スピリッツ・チャレンジなど国際的な品評会で多数の受賞歴を持ち、日本のクラフトジンの代表格として世界的な評価を確立している。広島の伝統的な酒造りの技術と革新的なボタニカル選びが融合した一本は、日本のクラフトスピリッツの可能性を示す重要な銘柄である。
テイスティングノート
香り
ジュニパーベリーのクリーンな香りを基調に、広島レモンやヒノキの爽やかなシトラス・ウッディなアロマが広がる。桜の花の甘くほのかなフローラルノートがアクセントとなり、日本的な趣きを演出。牡蠣殻由来のミネラル感が奥行きを加える。
味わい
クリスプでドライなアタックから、柑橘系のフレッシュなフレーバーが広がる。ジュニパーのスパイシーさとレモンピールの苦み、桜葉の甘みが複層的に味わいを構成。中盤ではヒノキのウッディなニュアンスと緑茶の渋みが現れ、ボタニカルの多様性が楽しめる。
余韻
ドライでキレのある後味。柑橘と桜の余韻が心地よく残り、ジュニパーのスパイスが最後まで味を引き締める。ジントニックにすると炭酸が香りを持ち上げ、さらに爽快な仕上がりに。
酒
💬0