加茂錦 荷札酒 純米大吟醸は、新潟県加茂市の加茂錦酒造が醸す人気の限定日本酒である。「荷札酒」シリーズは、蔵から出荷される酒の荷札(ラベル)をそのままブランド名にした遊び心のあるネーミングで、斬新なラベルデザインと革新的な味わいで一気に全国的な知名度を獲得した。
加茂錦酒造は1893年(明治26年)創業の老舗だが、現在の人気は2017年頃から蔵を引き継いだ若き蔵元・田中悠一氏のリーダーシップによるところが大きい。田中氏は20代で蔵元を継ぎ、それまでの新潟の淡麗辛口路線とは異なる、フルーティでジューシーな味わいの酒造りへと大胆に方向転換した。この決断が荷札酒シリーズの大ヒットに繋がった。
荷札酒は全量無濾過・無加水で瓶詰めされ、搾りたての鮮度をそのまま味わえる。使用する酒米や仕込み方法によって「月白」「黄水仙」「備前雄町」などバリエーションが展開され、それぞれ異なる個性を楽しめる。ワインのようにヴィンテージごとの変化を楽しむファンも多い。
加茂錦 荷札酒は、而今や新政と並ぶ「令和の人気蔵」のひとつとして、日本酒の新時代を牽引する存在である。新潟の伝統に敬意を払いつつも、自由で革新的な酒造りが多くの若い日本酒ファンを惹きつけている。
テイスティングノート
香り
フレッシュで華やかな吟醸香。メロン、白桃、パイナップルのトロピカルな果実香が溢れ、無濾過ならではのフレッシュなガス感がアクセントとなる。搾りたての鮮度が感じられる躍動的なアロマ。
味わい
フレッシュでジューシーな口当たり。搾りたてのガス感が心地よく舌を刺激し、トロピカルフルーツのような果実味が口いっぱいに広がる。無加水ならではの濃厚な旨みと、軽快な酸味のバランスが絶妙。後味はすっきりとキレる。
余韻
フレッシュで爽快な余韻。果実味とガス感がほんのりと残り、すっきりとフィニッシュ。若々しく溌剌とした印象の締めくくり。
酒
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