ブラックニッカ ディープブレンドは、ニッカウヰスキーのブラックニッカシリーズの中でも最も深い味わいを追求したブレンデッドウイスキーである。2015年に発売され、新樽熟成のモルト原酒をキー原酒に使用することで、ビターでコクのある味わいと甘い香りの融合を実現している。アルコール度数は45%とブラックニッカシリーズ中最高で、飲みごたえのある設計となっている。
ブラックニッカブランドは1956年に初代「ブラックニッカ」が発売されて以来、70年近い歴史を持つニッカの看板ブランドである。トレードマークのヒゲの紳士「キング・オブ・ブレンダーズ」はウイスキーの理想像を表現したもので、日本のウイスキー文化の象徴的な存在である。ディープブレンドはそのブランドの中でも上位に位置するプレミアムラインとして開発された。
キー原酒となる新樽熟成モルトは、新しいオーク樽の強い木質感とバニラの甘みを原酒に付与する。これに余市と宮城峡のモルト原酒およびカフェグレーンを加え、深みのある味わいに仕上げている。名前の「ディープ」が示す通り、複雑で奥行きのある味わいは、ロックやハイボールでも存在感を発揮する力強さがある。
ブラックニッカ ディープブレンドは、手頃な価格帯でありながら本格的なウイスキーの味わいを楽しめることから、デイリーウイスキーとして国内で圧倒的な支持を得ている。45%という度数と新樽由来の力強いフレーバーは、ウイスキーソーダ(ハイボール)にしても味わいが薄まらない懐の深さがあり、日本のハイボール文化を支える銘柄のひとつとなっている。
テイスティングノート
香り
新樽由来のバニラ、キャラメル、焦がしオークの甘く芳ばしい香り。ビターチョコレート、コーヒー、かすかなスモーキーさが重なり、名前の通り深みのあるアロマが広がる。
味わい
しっかりとしたボディで、新樽由来のバニラとカラメルの甘みが口の中に広がる。続いてビターチョコレートとローストナッツのコク、かすかなスモーキーさが味わいに深みを与える。45%の度数が味わいの輪郭をくっきりと際立たせている。
余韻
ミディアムからロングの余韻。ビターチョコレートとオークの渋みが心地よく続き、最後にバニラの甘みがかすかに残る。ハイボールにしてもこの余韻の力強さは健在。
酒
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