土佐酒造(Tosa Shuzo)|高知・土佐の日本酒蔵

土佐酒造(Tosa Sake Brewery Co., Ltd.)は、高知県土佐町に蔵を構える日本酒蔵である。四国山地の懐深く、吉野川源流域の清冽な水と冷涼な気候が、繊細な酒造りを支えている。

代表銘柄「桂月(けいげつ)」は、明治の文人・大町桂月にちなんで命名された。高知県は「辛口王国」として知られるが、桂月は辛口の中にも米の旨味と柔らかさを持ち合わせた上品な味わいが特徴。特に「桂月 相川誉」純米大吟醸は国際コンクールでの受賞歴も多く、高知を代表する銘酒として評価が高い。

標高約350mの山間部に位置し、昼夜の寒暖差が大きく、ゆっくりとした低温発酵が可能。伝統的な和釜蒸しによる米処理を行い、手間を惜しまない少量仕込みで品質を追求している。近年は高知県産の酒造好適米「吟の夢」や「風鳴子」を使った限定酒も展開し、地元高知の素材を活かした酒造りの幅を広げている。

歴史

1877年(明治10年)に高知県土佐町で創業。土佐町は高知県の中央北部に位置する山間の町で、早明浦ダムで知られる吉野川源流の清水が酒造りを支えてきた。返杯文化が根付く土佐の宴席で磨かれた「飲み飽きしない酒」を信条に、140年以上の歴史を重ねてきた。近年は土佐の伝統文化「返杯」を楽しめるイベントや蔵見学にも力を入れ、高知の酒文化の発信に貢献している。

基本情報

創業年 1877年
見学 要予約

蒸留所情報

主要ブランド 桂月

代表銘柄

所在地

日本