稲とアガペ(Ine to Agape)は、秋田県男鹿市を拠点に活動するクラフトサケ(その他の醸造酒)の醸造所である。「稲」と「無償の愛(アガペ)」を冠した名前に象徴されるように、米と発酵の可能性を追求する実験的な酒造りを行っている。
日本酒の製法をベースにしながらも、副原料にハーブ、フルーツ、花などを加えた「クラフトサケ」というジャンルを切り拓いた先駆的な存在。従来の日本酒の枠にとらわれない自由な発想と、米と麹を基調とした独自の味わいが、新しいお酒のカテゴリーとして注目を集めている。
少量生産の限定リリースが中心で、毎回異なるレシピで醸される一期一会のクラフトサケは、リリースのたびにSNSで話題に。代表的な商品「亜麻猫(あまねこ)」は白麹を使った甘酸っぱいスパークリングタイプで、まるで自然派ワインのような新鮮さが特徴。「どぶろく」の復権にも取り組み、古来の発酵文化を現代の感性で再解釈している。