南部美人(Nanbu Bijin)|岩手・二戸の日本酒蔵

南部美人(Nanbu Bijin Co., Ltd.)は、岩手県二戸市に蔵を構える日本酒蔵。南部杜氏の本拠地・岩手で、折爪馬仙峡の伏流水と地元産の酒造好適米「ぎんおとめ」を使い、東北の厳しい冬の寒さを活かした酒造りを行っている。二戸市は県北部の山間に位置し、冬は氷点下15℃を下回ることもある厳寒の地で、この寒冷な気候が低温長期発酵による繊細な酒質を実現している。

代表銘柄「南部美人」は、柔らかく上品な口当たりとキレのある後味が調和した端正な味わい。純米大吟醸から特別純米まで幅広いラインナップで、食中酒としての完成度が高い。スパークリング日本酒「あわさけ」はOIV(国際ブドウ・ワイン機構)の認定を受けた初の日本酒として注目された。

歴史

1902年(明治35年)に岩手県二戸市で創業。5代目蔵元・久慈浩介氏のリーダーシップのもと、国内外で積極的にプロモーションを展開。IWCでの「チャンピオン・サケ」受賞をはじめ、世界各国のコンペティションで数多くの賞を獲得し、海外での知名度は日本酒蔵の中でもトップクラスである。

久慈氏は世界各地で日本酒セミナーやテイスティングイベントを精力的に開催し、「SAKEアンバサダー」として国際的な日本酒文化の普及に貢献。糖類無添加の梅酒も大きな話題を呼ぶなど、伝統の南部杜氏の技と現代的なマーケティングを融合させた蔵元として、日本酒の未来を切り拓いている。

基本情報

創業年 1902年
見学 要予約

蒸留所情報

主要ブランド 南部美人

代表銘柄

所在地

日本

受賞歴

コンテストグレード銘柄
2025 SAKE COMPETITION 金賞 南部美人 純米大吟醸