両関酒造(Ryozeki Sake Brewery Co., Ltd.)は、1874年(明治7年)に秋田県湯沢市で創業した日本酒蔵である。奥羽山脈と出羽丘陵に挟まれた横手盆地の南端に位置し、豊富な雪解け水と厳しい寒さが良質な酒造りを支えている。
近年は十四代の高木酒造から技術指導を受けて誕生した「花邑(はなむら)」が大きな話題を呼び、入手困難な人気銘柄として全国の日本酒ファンの注目を集めている。皆瀬川の軟水と秋田酒こまち・美山錦を中心とした県内産米を使い、フルーティーな香りと柔らかい甘みが特徴。また「翠玉(すいぎょく)」も華やかな吟醸香とジューシーな甘みで高い評価を得ている。
湯沢市は秋田県南部の豪雪地帯に位置し、冬季の低温環境は長期低温発酵に理想的。伝統銘柄「両関」も根強い人気を保ち、幅広い価格帯で秋田の酒を楽しませる。