岡崎酒造(Okazaki Shuzo)|長野・上田の日本酒蔵

岡崎酒造は、1665年(寛文5年)に「小堺屋」として創業した長野県上田市の老舗酒蔵です。上田城の城下町・旧北国街道の柳町に蔵を構え、360年以上の歴史を持つ信州を代表する蔵元のひとつです。代表銘柄「信州亀齢(しんしゅうきれい)」は「鶴は千年、亀は万年」の長寿への願いを込めて命名されました。

2003年より12代目当主・岡崎美都里氏が杜氏に就任。全国でも約25人しかいない女性杜氏のひとりとして、繊細で華やかな酒質を追求しています。美山錦・ひとごこち・山田錦・金紋錦といった良質な酒米と、菅平水系のアルプス伏流水を使用。3〜4℃の低温長期貯蔵にこだわり、「一杯で満足できる酒」を目指した醸造を行っています。

2011年には美都里氏の夫・謙一氏がサラリーマンを辞めて蔵に参画。岩手の南部美人での修業経験を活かし、ラベルデザインの刷新や東京への販路拡大を推進しました。2015年には関東信越国税局酒類鑑評会の吟醸部門で197点中1位の最優秀賞を受賞し、全国的な注目を集めました。2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の放送も追い風となり、生産量は30石から500石へと大幅に拡大しています。

日本の棚田百選に選ばれた「稲倉の棚田」の酒米を使用した酒造りや、2017年から始まった酒米オーナー制度など、地域と一体となった取り組みも特徴的です。特約店46店舗のみでの限定販売のため入手困難な銘柄として知られ、SAKETIMEでは全国3位・長野県1位のランキングを獲得しています。蔵に併設された店舗では試飲も可能です。

特徴

12代目当主・岡崎美都里氏は全国でも数少ない女性杜氏のひとり。美山錦・ひとごこち・山田錦・金紋錦など良質な酒米を使用し、3〜4℃の低温長期貯蔵で「華やかで甘みがリッチ、一杯で満足できる酒」を追求。日本の棚田百選「稲倉の棚田」の米を使用した酒造りや、2017年開始の酒米オーナー制度など地域密着の取り組みも特徴。特約店46店舗のみの限定販売。

歴史

1665年(寛文5年)、「小堺屋」として創業。原町瀧澤家日記に「小堺屋平 二十四石」の記録が残されています。代表銘柄「信州亀齢」は創業時に命名され、「鶴は千年亀は万年」の長寿への願いが込められています。

2003年、前任杜氏の引退に伴い岡崎美都里氏が杜氏に就任。三女として生まれ東京農業大学醸造学科を卒業した美都里氏は、全国でも数少ない女性杜氏として注目を集めました。なお、姉は漫画家のおかざき真里氏(「阿・吽」等の作者)です。

2011年に夫の謙一氏がサラリーマンを辞めて蔵に入り、岩手・南部美人での修業経験を活かして経営改革を推進。ラベルデザインの刷新、酒質の向上、東京への販路開拓に取り組みました。2015年には第86回関東信越国税局酒類鑑評会の吟醸部門で197点中1位の最優秀賞を受賞。

2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」放送による上田への注目も追い風となり、生産量は30石から120石へ急拡大。その後も成長を続け、2024年には約500石に到達しています。2020年には長野県「棚田パートナーシップ協定」の第1号として締結し、稲倉の棚田との連携を強化しています。

基本情報

正式名称 Okazaki Shuzo Co., Ltd.
創業年 1665年
操業状況 稼働中
所有会社 岡崎酒造株式会社
見学 不可能
公式サイト https://shinshu-kirei.com/
Wikipedia Wikipedia
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蒸留所情報

水源 菅平水系(アルプス伏流水)
年間生産量 年間約500石(2024年時点)
主力ジャンル 日本酒
主要ブランド 信州亀齢

代表銘柄

所在地

日本
都道府県州 長野県上田市
住所 長野県上田市中央4丁目7-33
郵便番号 386-0012

この地域について

上田城の城下町として栄えた旧北国街道・柳町に位置します。石畳が敷かれた風情ある通りには、岡崎酒造をはじめ古い蔵造りの建物が軒を連ね、信州の歴史的な街並みを今に伝えています。NHK大河ドラマ「真田丸」の舞台としても知られ、上田城跡公園とあわせて観光スポットとなっています。

JR北陸新幹線・しなの鉄道の上田駅から徒歩約15分。駅から上田城方面へ向かい、城跡公園の南側を抜けると柳町に入ります。車の場合は上信越自動車道・上田菅平ICから約15分。柳町周辺には公共駐車場もあります。

上田市は長野県東部(東信地方)に位置し、千曲川沿いに広がる盆地です。年間降水量が少なく晴天率が高い内陸性気候で、標高約450mの冷涼な環境は酒造りに適しています。周辺には別所温泉や菅平高原など観光資源も豊富で、信州の食文化を楽しめるエリアです。