ラフ・リー蒸留所(Lough Ree Distillery)は、アイルランド・ロングフォード州レインズバラのメインストリートに位置するクラフト蒸留所です。シャノン川から50mの場所に建つ1806年築のジョージア様式の建物に入居し、ロングフォード州で200年以上ぶりのウイスキー蒸留所として2018年に開設されました。
クランシー兄弟姉妹が運営するアイルランド最小のGI認証アイリッシュウイスキー蒸留所で、2022年からGI認証を受けたウイスキー蒸留を開始。シャノン川の水を使用し、希少なシングルカスク・シリーズ「The Bridge(ザ・ブリッジ)」など39以上のリリースで知られています。
ラフ・リー蒸留所のユニークさは、アイルランドの小さな町のメインストリートに建つジョージア様式の建物内に蒸留設備を設置している点にある。クランシー家は地域コミュニティとの結びつきを大切にし、蒸留所を町の経済復興の核として位置づけている。
シャノン川の水系であるラフ・リー(リー湖)はアイルランド第2の内陸湖で、中世には修道院文化が栄えた歴史深い地域である。蒸留所名はこの湖に由来し、シャノン川の良質な水が蒸留に使用されている。ジンのボタニカルにも地元のハーブやベリーを積極的に取り入れている。
クランシー兄弟姉妹はウイスキーだけでなく「アトラス」ジンも生産しており、こちらはアイリッシュジンの新たな潮流として国際的な評価を獲得している。蒸留所併設のバーではテイスティング体験が可能で、レインズバラの街歩きと合わせて訪れる観光客が増加している。