マルスモルテージ越百 マンサニージャ カスクフィニッシュ Bottled in 2021は、越百モルトセレクションをマンサニージャ(辛口シェリー)樽でフィニッシングした本数限定ブレンデッドモルト。マンサニージャカスクフィニッシュシリーズの第2弾(初出は2019年)で、アルコール度数42度、700ml、税込5,500円。2019年版で確立されたドライでビターな個性を踏襲しつつ、年ごとのブレンドの微妙な違いが楽しめる。
複数のモルト原酒をヴァッティングして複雑さと奥行きを表現するという越百のコンセプトに、マンサニージャ樽のドライでソルティな個性が加わることで、越百の甘みだけでない多面的な味わいが実現されている。マンサニージャ樽は辛口シェリーの中でも最もデリケートなタイプで、通常のオロロソやPXシェリー樽とは根本的に異なる軽やかでミネラリーな風味を付与する。このデリケートさが越百の柔らかなモルト感と絶妙にマッチし、「おしとやかで上品」な仕上がりとなっている。5,500円という価格はカスクフィニッシュの限定ウイスキーとしては破格のコスパ。
テイスティングノート
香り
ドライフルーツ、黒糖、メイプルシロップの甘い香りが穏やかに広がる。マンサニージャ樽由来のミネラリーでソルティなニュアンスが甘さに奥行きを与え、越百のモルト由来のバニラとはちみつの香りが全体を支える。
味わい
柔らかくまろやかな口当たり。ココナッツ、チョコレートの甘みが前半を支配し、後半にかけてマンサニージャ樽のドライでほのかなビターが現れる。甘さとドライさの交互作用が越百の新たな一面を引き出している。
余韻
ドライフルーツとチョコレートの余韻にほのかなビターが心地よく残る。越百のモルト由来の穏やかな甘さが最後まで感じられ、バランスの良いフィニッシュ。
酒
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