マルスウイスキー サクラカスク フィニッシュは、マルス駒ヶ岳蒸溜所が日本の桜材(サクラ)樽でフィニッシングを施した限定ブレンデッドウイスキー。全2,735本の数量限定で定価3,080円で販売されたが、現在は生産終了しておりプレミア価格で取引されている。桜材樽による熟成仕上げという日本独自のアプローチを世に問うた実験的なボトルである。
桜材は日本の木材のなかでも緻密な木目と独特の芳香を持ち、ウイスキーの熟成樽としては世界的にも極めて珍しい素材。この桜材樽でフィニッシングすることで、桜の葉や桜餅を思わせる和の甘さ、白桃のシロップ、和三盆の上品な甘み、ニッキ(シナモン)のスパイスなど、日本人の記憶に深く刻まれた春の風味が液体に溶け込んだ。もっちりとした口当たりと華やかな香りは「ハル香るウイスキー」と形容され、桜の季節に楽しむウイスキーとして唯一無二の存在感を放つ。定価3,080円だった本品は現在オークションで15,000円前後のプレミア価格で取引されており、マルスウイスキーの中でも特に人気の高い限定ボトルとなっている。
テイスティングノート
香り
うっすらと桜の葉の香り、和三盆のような柔らかい甘さが広がる。白桃の缶詰シロップ、クローブ、ニッキ、塩漬けの桜の葉、桜餅を思わせる複雑な和のアロマ。生っぽいナッツとマジパンのニュアンスも。
味わい
もっちりとした口当たりから穀物の甘み、ミント、蜂蜜が広がる。ニッキのスパイスが心地よく、桜菓子を想わせる甘く華やかな調和。グレーンの素朴な甘みがベースを支え、桜材由来の上品な風味が全体を包み込む。
余韻
華やかで口の中いっぱいに広がる優しい余韻。桜餅や桜の枝を思わせるアフターフレーバーが長く残り、飲み終えた後も春の記憶が鼻腔に漂う。
酒
💬0