火の島は、貴匠蔵ブランドの鹿児島限定品として販売されている本格芋焼酎である。コガネセンガン(鹿児島県産)を原料に手造り黒麹によるかめ壷仕込みで醸し、津貫天然水で割り水。柔らかい口当たりと蒸し芋のような甘さが特徴の日常酒だ。
「火の島」の名は桜島の別称に由来する。鹿児島のシンボルである桜島は、その雄大な姿から「火の島」とも呼ばれており、この焼酎はその風土とアイデンティティを体現するブランドとして地元で親しまれている。製造は津貫貴匠蔵で行われる。津貫貴匠蔵は明治42年(1909年)から続く本坊酒造の焼酎造りの拠点で、2003年に貴匠蔵として開設。近代化産業遺産でもある蒸溜塔(1956年完成)が残る歴史的な蔵だ。
900mlのみのラインナップで税込1,543円。鹿児島県内でのみ販売される限定品のため、県外の焼酎ファンには「鹿児島に行かないと飲めない」存在として知られる。地元の居酒屋や酒販店で親しまれる日常酒スタイルの一本。
テイスティングノート
香り
黒麹由来の深い芋の香り。手造り麹ならではの丁寧な風味が穏やかに広がる。津貫天然水の清涼感がアロマに爽やかさを添える。
味わい
柔らかい口当たりとかめ壷仕込みならではのうまみとコク。コガネセンガン由来の蒸し芋のような自然な甘さが心地よく、素朴で温かみのある味わいが広がる。日常に寄り添う飲み疲れしないスタイル。
余韻
芋の甘さとコクが穏やかに持続する余韻。鹿児島の日常酒としてのやさしいフィニッシュは、ロックでも水割りでもお湯割りでも楽しめる。
酒
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