登美 赤は、サントリー登美の丘ワイナリーのフラッグシップ赤ワインである。山梨県甲斐市の自園産ブドウのみを使用し、プティ・ヴェルドを主体にカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロをブレンドして造られる。「登美」の名を冠するワインはワイナリーの最高峰に位置し、卓越したヴィンテージのみがリリースされる。
2018年、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)において2013年ヴィンテージが金賞およびトロフィー(日本ワイン赤部門最高賞)を受賞した。日本ワインとしてIWCトロフィー獲得は史上初の快挙であり、日本ワイン業界に衝撃を与えた。翌2019年にもVT2014が金賞を獲得し、2年連続の金賞受賞を果たした。日本ワインコンクールでも2022年(VT2017)、2025年(VT2021)に金賞を獲得している。
プティ・ヴェルド主体のブレンドは、ボルドーの伝統的な補助品種を主役に据えた登美の丘ならではのスタイルである。山梨の気候と土壌がこの品種に適していることを見出し、長年の栽培・醸造研究の末にたどり着いた独自のアッサンブラージュが、日本産赤ワインの世界的評価を牽引している。
テイスティングノート
香り
桑の実とダークチェリーのコンポート、スミレの花の華やかな芳香。針葉樹、トースト、スイートスパイス、チョコレートのような甘く香ばしいニュアンスが奥行きを形成する。
味わい
クレーム・ド・カシスを思わせる甘やかな果実味が口中に広がる。凝縮感のある豊かなタンニンが骨格を支え、上品な中にも凛とした力強さを感じさせる。酸とタンニンのバランスが見事に調和している。
余韻
長く続く余韻。ダークフルーツとスパイスの複雑なフレーバーが持続し、フレンチオーク由来の甘い余韻が優雅にフェードアウトしていく。
酒
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