アルガブランカ イセハラは、勝沼醸造のフラッグシップワインであり、甲州種の可能性を世界に示した記念碑的銘柄である。契約栽培者・風間正文氏が管理する勝沼町の伊勢原圃場(約2ヘクタール)の甲州ブドウのみを使用した単一畑ワインで、金川の氾濫原に形成された砂礫質土壌の水はけの良い地形がテロワールを表現する。
2024年、ヴィナリーインターナショナルにおいてVT2023が金賞を獲得。これは甲州品種として史上初の金賞であり、日本ワイン史に残る歴史的快挙となった。それ以前にもIWC 2012年・2013年・2018年で銀賞、IWSC 2004年・2015年で銀賞、甲斐Vin 2004年第1位、「日本で飲もう最高のワイン」2012年で専門家部門プラチナ賞を獲得するなど、甲州ワインとして最も受賞歴の豊富な銘柄の一つである。
ヴィニャルはポルトガル語で「ぶどう畑」を意味する。伊勢原の名を冠したこのワインは、日本固有品種・甲州がヨーロッパ品種に劣らないテロワールワインを生み出せることを証明した。生産量が限られるため毎年早期に完売するほどの希少性を持つ。
テイスティングノート
香り
白桃、パッションフルーツ、スダチ、カシスの芽の複雑なアロマ。熟したバナナやトロピカルフルーツのニュアンスも感じられ、甲州種とは思えない豊かな香りの層が広がる。
味わい
たっぷりとした果実味と凝縮感が口中に広がる。柑橘様の生き生きとした酸味と、ミネラルに由来する塩味が骨格を形成し、ゴージャスでありながら品の良い味わい。
余韻
長く力強い余韻。ミネラリーな塩味と柑橘の酸味が持続し、テロワールの個性が最後まで一貫して感じられるフィニッシュ。
酒
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