丸藤葡萄酒工業(Marufuji Winery / Rubaiyat)|山梨県甲州市のワイナリー

山梨県甲州市勝沼の老舗ワイナリー。1890年にブドウ酒醸造免許を取得した歴史ある蔵元で、「ルバイヤート」ブランドで知られる。甲州ブドウを中心に地元農家と連携した原料調達にこだわり、日本ワインコンクールや国際品評会での受賞歴を持つ。

特徴

1890年創業の勝沼最古クラスのワイナリー。ペルシャの詩「ルバイヤート」にちなんだブランド名を1957年に採用。勝沼産甲州ブドウを主体に、地元農家との長年の信頼関係に基づく原料調達を重視。シュール・リー製法や醸し発酵など、甲州の個性を最大化する醸造技術を追求している。

歴史

1890年(明治23年)に勝沼でブドウ酒醸造を開始。1957年にペルシャの詩集「ルバイヤート」にちなんだブランド名を採用し、現在に至る。長年にわたり地元甲州ブドウにこだわったワイン造りを続け、日本ワインの品質向上をけん引してきた老舗蔵元。近年は国際品評会での受賞も重ね、甲州品種の世界的普及にも貢献している。

基本情報

正式名称 丸藤葡萄酒工業株式会社
創業年 1890年
操業状況 稼働中
所有会社 丸藤葡萄酒工業株式会社
見学 可能
公式サイト https://www.rubaiyat.jp/
Wikipedia Wikipedia

蒸留所情報

主力ジャンル ワイン
主要ブランド ドメーヌ ルバイヤート 甲州
ルバイヤート甲州シュール・リー
ルバイヤート 甲州醸し

所在地

日本
都道府県州 山梨県
住所 山梨県甲州市勝沼町藤井780
郵便番号 409-1303

この地域について

山梨県は日本最大のワイン産地であり、国産ブドウ品種「甲州」の原産地として1000年以上の歴史を誇る。甲府盆地を囲む山々が降水を遮り、日本離れした乾燥した気候がブドウ栽培に適した環境を生む。日照時間は全国トップクラスで、富士山・南アルプス・八ヶ岳の雪解け水が土壌を潤す。

勝沼(現甲州市)は「ワインの里」として知られ、1877年(明治10年)に日本初の民間ワイナリーが創業した地。ブドウ畑が丘陵に広がる景観は「日本のブルゴーニュ」とも称され、毎年秋のワイン祭りには多くの観光客が訪れる。甲州ブドウを用いたすっきりとした辛口白ワインは近年国際的な評価を獲得し、Decanter World Wine Awardsでの金賞受賞が相次いでいる。

山梨ワインは国内ワイン生産量の約30%を占め、勝沼・塩山・笛吹・甲斐市など県内各地にワイナリーが点在する。2013年には「甲州」がOIV(国際ブドウ・ワイン機構)に品種登録され、日本固有品種として世界に認知されている。